どこで誰が
作ってるのか
平成23年より瀬戸内海に面する
明石西部、江井ヶ島地区で東江井営農組合と
西江井営農組合が栽培しています。
環境にやさしい
稲作って?
マメ科の植物である「ヘアリーベッチ」による土づくりを基本としており
化学肥料や農薬の肥料を極力使わないやり方で栽培しています。
マメ科の植物は、空気中の窒素ガスからアンモニアを生産し根に蓄えることで育ちます。
そのアンモニアが窒素肥料成分として、また、ヘアリーベッチの植物体から分解された有機物が
稲の栽培に利用できるのです。
農林水産省の
「温室効果ガス削減見える化実証」
従来の稲作と比較して温室効果ガスの排出量を半分以下に抑えることが可能で、温室効果ガス削減率-55%(農地面積10aあたり)を達成し、星3つを獲得
「兵庫県認証食品安心ブランド」
に認定
科学肥料や農薬の使用を極力減らすことで
安全性と品質が認められている
「環境にやさしい」理由
「花美人」の栽培方法に秘密あり!
稲の収穫が終わり、更地になった田んぼにヘアリーベッチの種をまきます。
トラクターで浅く耕し種を保護した状態で冬を越え、春になると急速にヘアリーベッチが成長します。
この頃にはヘアリーベッチの茎丈は2メートルに達し根には窒素成分が蓄えられています。
成長したヘアリーベッチを刈取機械を装着したトラクターで刈り倒し、田んぼにすきこみます。
これにより、田んぼに豊富な有機物と窒素成分が供給され、稲作に適した土壌が作られます。
通常の稲作と同様に、代掻きを行なったあと、田植えを行います。
「花美人」の栽培には、「ヒノヒカリ」という品種を使用しています。
田んぼの水を抜くことで根に酸素を供給し、根の成長を促すために中干しを行います。
中干しには、メタンガスの発生を抑え、温室効果ガス を抑制する効果もあります。
ヘアリーベッチを活用した稲作では、通常の稲作よりも中干し期間を長く設定するのが特徴です。
稲穂は豊かに実り、収穫の時期です。
収穫された籾はフレコンに詰め、JAあかしのライスセンターに搬入されます。
ライスセンターでは、花美人が他の品種と混同することを防ぐため、専用のタンクで乾燥・調整を行い ます。
籾摺り機で玄米に加工されたら、30kgごとに紙袋に入れ、玄米の品質を保つために低温倉庫で保管します。
「花美人」購入場所はこちら
JAあかしの農産物直売所にてご購入いただけます。
「花美人」を年間予約米として購入も可能
JAあかしのブランド米「花美人」を年間を通じてお召し上がりいただけます。
1年間にご家庭で消費するお米を、年間契約というかたちでご購入いただけます。
年間予約米の詳細については、下記リンクよりご覧ください。
心をこめてつくってます
JAあかしではひのひかりの特別栽培米『花美人』を生産、販売しており、ヘアリーベッチというマメ科の植物を緑肥として活用した環境にやさしい農法で栽培し、安全で安心なお米として消費者の皆様に提供しております。
このお米をJAあかしのブランド米として栽培面積を増やしていくとともに拡販を進めてまいりたいと思います。
大西 弘訓